まだ脳に考える力が残っていれば、その選択に伴うリスク、得られる喜びを考え、シュミレーション、イメージを経て、行くのか、留まるのか、決断を下す。
しかし、偉人たちは留まることについての否定はしても、行動についての否定はしない。
映画「イエスマン」は映画としては一流ではないかもしれない。
基本的技術、ディティールに関しての完成度はそれほど高くはない。
ただ映画本来の役割のひとつである観客の心に影響を与えるという意味で十分に機能する。
判断、決断というプロセスそのものをテーマに添えたこの作品は、イエス、ノー、以外の返答が豊富な日本人に特に合っている作品ではないかと思う。
リスクを恐れない。
それはわかっていても難しい。
たまには肩の力を抜いて、こういう映画も観たくなる。
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