2010年6月20日日曜日

プリティ・イン・ピンク

全体が80年代特有の安っぽさに溢れているものの、品のよさを保っているのは、60年代の影響を受けたと思われる、撮影機材、照明があるから。
部屋の中は常にやや薄暗く、すべてに照明を当てているシーンはない。
衣装も、ラストのドレスを除けば、80年代という時代の良さをみることができる。

ジョンレノンの「Love」を口ずさみ、オーティス・レディングの「try a little tenderness」に合わせて踊る。また、ニューオーダーやエコー&ザ・バニーメンなど、一流の音楽を使っている。

アンディに責められ、困惑するブレーン役のアンドリュー・マッカーシーの金魚のような目の動きはうまい。

もしも中学生か、40歳以上が青春を思い出すのならば、楽しめる。

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