2018年6月28日木曜日

キューバ7 洞窟クラブ1

こんにちは。

乗馬ツアーを終え、街に戻っていると、軽快な音楽が聞こえてきた。
音につられながら歩いていると、街の広場でライブバンドが演奏している。
前にテーブルが並んでいるが、レストランなどでもないようで、
僕らはテーブルを確保し、乾いた喉をビールで潤すことにした。
音楽はこれぞキューバといった音楽で、クオリティは文句なく素晴らしい。
こういう時に思う。これが日本にいる時に足りないと感じているものだ、と。

周りを見渡すと、日本人らしき男性が一人で、テーブルに座ってビールを飲んでいた。
するとミランちゃんが「あの人日本人かな?話しかけようかな?ねえ、いい?」
と聞いてくる。

僕は旅行中は日本人と必要以上に関わるのは正直好きじゃない、というか大体避けている。カッコつけているように聞こえるかもしれないが、苦手なのだ。
理由は、相手について余計なことを考え過ぎてしまうから。

少し、渋っていたが、それでもミランちゃんは話したそうなので、まあいいよ、と言うと、ミランちゃんは迷うことなく行く。これが韓国人の積極性か。。。
と、思っていると、5秒も経たないうちにこっちのテーブルに連れてきた。

は、速い。

話してみると、やはり日本人で、見た目に反して大学生だった。休学して、中国から回り始めメキシコのカンクンの日本人宿で1ヶ月ほど働き、キューバの後はドイツ経由で帰国するらしい。

その時、ミランちゃんはもう一人アジア人を見つけていた。
「韓国人かな?」とミランちゃん。僕「いや、台湾じゃないか?」
と言うやり取りをしている最中からもうミランちゃんはもう行く。

は、速すぎる。。

そして当然のようにテーブルに連れて来る。
ミランちゃんのいった通り、韓国人の女の子だった。
チリのサンティアゴで留学していて、期間が終わり、旅行に出たのだそうだ。
話を聞いていると、三人ともスペイン語もいけるらしい。
やはり時代は3ヶ国語以上か。。

日本人大学生のリョータくんは、アジア系の宿に泊まっているらしく、そこではオプションで夕食が付くらしいのだが、それがものすごく美味いと評判だそうで、違うところに泊まっていても夕食だけ食べにいけるかもしれないと言う。

長くなったので次に続く

2018年6月21日木曜日

キューバ6 乗馬

こんにちは

今日は前日会った韓国人の女の子、ミランちゃんと、ここトリニダーのメインアクティビティの一つである、乗馬に行くことに。
朝早く広場で待ち合わせをするが、本当にミランちゃんが来るのか不安になる。
第一にキューバではネットもろくに使えないから連絡できない、というかそれを知っていたから連絡先も聞いていない。

欧米人は約束なんてあってないようなもので僕はそっちに慣れているので、まあ期待せずに行ってみると、いた。アジア人はやっぱり真面目だ。こんな当たり前のことで嬉しくなる。

乗馬は道で声がけをしているおじさんたちがたくさんいて、ミランちゃんは前日に良さそうな人をすでに見つけていたらしい。しかし、そのおじさんがなかなか見つからない。
他の人に聞き込みをしつつカフェで待つことに。
カフェのおじさんと話していると、自撮り棒を持ってないか聞かれる。欲しいと。
僕は持っていない。じゃあそのナイキのスニーカーをくれと冗談で言ってくる。
なんでも、やはりそういったものは国に入って来ないらしい。
スマホは持っている人はたくさんいる。iPhoneを持っている人もハバナで見かけたが、盗品だろう。

そうこうしていると、おじさんが見つかり、乗馬に出発することに。
乗馬しながら山の滝を目指し、そこで休憩してまた乗馬で帰って来るコースで、昼食も込みだ。

ガイドが一人、他のメンバーはフランス人の女の子が二人。
簡単に乗り方を言われ、早速出発。
基本的にガイドが先導してくれるので、ほっといていても勝手に進んでくれる。
少しすると、荒野に出る。
川も渡る

そして、昼食場所へ到着。
昼食はサラダとパン、芋とチキンだ。しばらく朝食以外ろくなものを食べていなかったので、なかなかうまい。
すると、テーブルの周りにはチキンたち。。いや、ニワトリが。。。
ニワトリに囲まれながらチキンを食べる。。
そして落ちたチキンをニワトリたちが食べる。。。
チキンがチキンを。。
食料、命に感謝しよう。
休憩後
さらに30分くらい進むと、やっと滝へ到着。
天気もよく、みんな水浴びをしている。
僕は、前日の海もそうだったが、水着がない。
買わないとな。どこかで。
ミランちゃんが水浴びをしている間、僕はモヒートを飲む。
乗馬も普段使わない筋肉を使うようで、いい運動だ。
ほどよい疲れで、ゆっくりと時間が過ぎてゆく。

1時間ほどで、帰りの時間に。
帰りはガイドが馬をせかしだし、走り出す。
体が左右に振られる。カメラをしっかりと掴み、なんとかしがみつく。
何度か本気で馬に振り落とされるかと思ったが、
乗り切った。怖かった。
ただ、このスリル。。
気持ちいい。。。

街へ帰ったところで、ツアーは終了。

帰りにガイドと話していると(正確にはミランちゃんがスペイン語で。僕は通訳してもらって聞いているだけ)ガイドは大学でエンジニアリングを学び、就職したが、給料は一律で月に25ドルほど。医者でも50ドルとか、いっても100ドルくらいなんだとか。
はっきりいって、おかしい。そして僕ら観光客はツアーに15とか、宿に25とか、タクシーに30とか、払っている。そりゃあ国がタックスを取っているだろうが、それでも、観光客を相手にするだけで、医者の何倍も稼げるのだ。
ガイドは馬鹿らしくなり、エンジニアを辞め、ガイド業に切り替えたのだそうだ。
キューバは素朴で素晴らしいところだが、色々ともちろん問題もあるし、これからかなり変わってくるだろう。

こういったことを知ることができたことも含めて、
僕はこのツアーに大満足だった。

2018年6月16日土曜日

キューバ5 ビーチにて

こんにちは


朝食を食べ、今日は台湾の女の子に教えてもらったビーチへ行くことに。
バスの出発地は旅行代理店の前。

時間も教えてもらっていたので、スムーズに進む。
レンタサイクルができれば、自転車でも行けるらしいが、結構遠い。


ビーチは信じられないくらい綺麗で、人も少なく、開放感がある。

ゆっくり一人で日に当たっていると、白のビキニを着た女の子が近づいてきた。

お?もしや、、、逆ナン。。。!?

そんなこと人生で一回もされたことないぞ?
いや、ここは社会主義の国キューバ。もしかしてもあるのか?

女の子「あなた韓国人?」

僕「いや、日本人だけど」

女の子「あっ、そっか、まあいいや、よかったらこっち来なよ、一人でいてもつまんないでしょ」

僕は基本的にいかなる流れにも乗ることにしている。特に旅行中は。というか女の子からは。
行ってみると、そこにはなかなかのガタイの男が一人。まあ、そりゃあ誰かいるわな。

話してみると、二人は韓国人で、この男もこの女の子に声をかけられてここで出会ったらしい。うーん、なかなかやるな。
女の子の方は、ミランちゃんといい、ロンドンからホリデーで来たらしい。
韓国語が久しぶりに喋りたくなってそれっぽい人を見たら声をかけていたんだとか。

このミランちゃんはスペインにも一年ほど住んでいたらしく、スペイン語もできる。
これは心強いぞ。。。
そのあとしばらく三人でビーチでゆっくり過ごす。
やはり、アジア人は性格が欧米人と比べると日本人と似ている。
ハバナで出会った台湾の子といい、仲良くはなりやすい。
外国感を味わえるかというと別な話だけれど。

その後、3時半のバスに乗り、僕たちはビーチを後にした。

2018年6月15日金曜日

キューバ4 トリニダーへ

こんにちは

タクシーに乗り込み、出発すると、相乗りの人たちを拾いに街中へ。
乗り込んできたのはおばさん、いや、お姉さまたち三人組。
話すと、NY在住の旅行者たちで、それぞれ、コロンビア、エクアドル、プエルトリコをルーツに持っていて、キューバには時々来ているらしく、トリニダーにも友達がいるということだった。

お姉様「どこに泊まるの?』

僕「わからないです、とりあえず行ってから見つけようと思ってて」

お姉様「そしたら私たちの友達が誰か知ってるだろうから聞いてみてあげる」

僕「あ、、ありがとうございます!」

ラッキーだ、まあ、自分で探しても見つからないことはないだろうが、宿探しは面倒くさい。
すると、2分で見つけてくれた上に値下げ交渉もしてもらった。
(トリプルルームしかなかったので、通常30を25に)
お姉様ありがとうございます😭
スペイン語、、勉強しないと。。。

トリニダーはすごく小さな街だが、建物の可愛らしさから、欧米人がかなり訪れる観光地になっている。ハバナと違いリラックスした雰囲気が、気持ちがいい。



2018年6月13日水曜日

キューバ3 街へ







ハバナ、よいです。
もし写真を白黒にすると、いつの時代かわからなくなる感じ。すごく良い!

民泊をすると、ほぼほぼ朝食が付いてきます。
だいたい誰かと一緒に朝食になるので、コミュニケーションもとれます。
ちょうど台湾出身の女の子がいて、丁寧にどこがオススメのスポットか教えてくれ、その通りにこの日は回ってみる。
ガイドブックにも載ってるヘミングウェイゆかりのバーやアイスクリームバー、
あと激安サトウキビジュースの店など、やはり現地通貨の安いお店は、中心地から西に30分くらいは行かないと数は多くなさそう。

中心地は、普通に現地向け値段で買えても、何も知らない観光者とみるや、観光客料金とってきます。と言うか表示からしてどっちもドル表記だったりするから、国からぼったくっていいと言われているようなもんで、まあどちらにしても、ムカつきます。

あと、一人で歩いていると、しょっちゅう声をかけられます。

「どこからきたの?」

「おおー日本!いいねえ」

「キューバの女の子可愛いでしょ!もう一緒に踊った?」

「ところでタバコ吸う?実は葉巻フェスが今日まで開催してるんだけど」

このパターンが3、4回。。。
マニュアルでもあるのだろうか。。。

次の日は台湾の子に教えてもらったトリニダードに移動することに。
宿にタクシーを手配してもらう。
バスでも行けるが、早めの予約が必要で、僕は前日に行くともう埋まっていました。
ちなみに予約は大きいホテルのトラベルカウンターで可。

ただ、料金もそんなに変わらないのと、タクシーだと相乗りですが、運ちゃんが飛ばしまくるので、1時間以上は早く着きます。


  • 僕が泊まった宿は19CUCシングルルームでしたが、最安でドミ5CUCがhostel.comか何かで探せばあるらしいです(2017年2月)

キューバ2 到着

こんにちは

新しい国、新しい街に着いた時は、宿泊先に着くまではいつも不安でいっぱいだ。
今はネットの情報がたくさんあるので、計画は立てられる。
まずは現地の通貨を手に入れて、ハバナの街中まではタクシーで行こうと思っていた。
空港を出ると、すぐ外に両替所があるのだが、行列がすごい。
30分近く待つんじゃないだろうか。
と、ここで、タクシーの勧誘が始まる。
おっちゃんにまだ現地のお金がないと言うと、途中でATMに寄ってやるから大丈夫だと言われ、料金の確認を最初にして(確か20〜25くらいだったはず)行くことに。
駐車場に一緒に行くと、、でた!!クラッシックカー!!!!


やっぱりカッコいい。
と言っても、全ての車がクラッシックカーというわけではないようで、見た感じ30%くらいかな。
運よくタクシーは古い型だった、窓を開け、風が気持ちいい。

久々の旅行でテンションも上がってくる。
所々で、おっちゃんがこれは有名な場所だ、などと教えてくれる。なかなかいいおっちゃんみたいだ。
街の方までは意外と近く、30分くらいだった。
途中、ATMに寄ってもらう。
すると、、画面に出てきたのは、、エラーの文字。
あれ?と思い、隣の機械を使うも、エラー。
まあ、海外ではエラーもそれなりに起こるので、相性が悪いんだろうと思い、おっちゃんに違うATMの場所まで連れて行ってもらい、もう一度試すも、

エラー。。。。

このパターンはこれまでの旅行で初めてで、
焦りレベルが上がっていく。。。

するとおっちゃんが、俺が両替してやる、と言い出した。
幸い手元にはドルは用意していたので、じゃあ100ドル変えてくれ、と言う。
するとおっちゃんはどこかに電話をかけ始めた。
誰かにレートを確認しているようだ。

携帯の電卓に入力し始め、100ドルだとこれになる。と言われる(細かい金額は忘れたが、明らかにおかしい金額とかではない)
ただ僕は野生の勘で、やっぱり100じゃなくて50だけ両替してもらい。
おっちゃんとおさらばした。

あとでレートをもう一度確認すると、やはり、上乗せはしていたみたいだ。

しかしその頃の僕は物価が鬼のように高いNYで感覚が麻痺してたのか、5ドル10ドルなんてどうでもよかった。

とにもかくにも、予約していたホテル、と言うか民泊?に到着した。

そう、キューバは宿探しが面倒で、hostel.comなどの大手サイトはほぼ見つからず、専用のサイトで探す必要がある。
僕がチェックしていたサイトは

http://www.cubacasa.co.uk
https://www.havanacasaparticular.com

など。ただし、評価が良く、安いところはかなり予約で埋まっているようで、
もし行かれる方は、早めの予約がオススメ。

そして何と言ってもキューバといえば、ネットが使えないこと!
ホテルはにはあるが、バックパッカーが泊まるようなところには一切ない。
どうしても使いたい人はネット公園に行く必要があり、そこでプリペイドカードを買って使う。
ただし、正確な料金は忘れたが、高い。。
結局僕はキューバに滞在している間にネットを使うことは一回もなかった。

ただ、やっぱり、地図は見たい。
と皆さん思うはず。

あります、方法!

Maps.me

このアプリ、絶対に携帯に入れてください!!
あらかじめそのエリアのデータをダウンロードしておけば、
オフラインでも使える地図で、宿泊場所や、行きたいポイントなどにもピンを刺しておけます。
携帯の性能にもよりますが、携帯の電波がなくてもGPSは働くので、オフラインでも自分の位置が確認できます。
僕もこのアプリに何度命を救われたことか。。。
これからキューバに行く方だけでなく、旅行者特にバックパッカーならば絶対必要なアプリです。

そして、お金の問題なのですが、僕が持っていた新生銀行のキャッシュカードは一切使い物になりませんでした。
ATMはあることはありますし、僕が出会った人で、普通に引き出せたと言っていた人もいました。なので、自分が持っているカードがキューバで使用できるかを確認してみてください。

さあ、ようやく街を探索できるぞ!

2018年6月11日月曜日

旅行スタート! 1. キューバ編

こんにちは。
今の時代、ブログを書き溜めることはデジタル資産を貯めていくようなものだと思い、
また書いていこうと思います。
2017年は旅行ばかり、というか初めての長期旅行でした。中米、南米。
ここに載せる情報が誰かの役に立てば幸いです。

2016年の末から2ヶ月ちょっとNYで学校に通っていて、学校を辞め、(詳しくはいつか書きます)米国を出国しなければいけなくなったため、学校に行く前から考えていた、中米、南米旅行に行くことにしました。

最初はふとした思いつきからキューバへ行くことに。
キューバについて調べていると、ビザが面倒くさいことがわかり、具体的に何が必要かというと、

  • 海外保険証明書
  • 入国、出国チケット

ちょうどその時点で僕は楽天カードの無料海外保険がまだ効いていたため、楽天に連絡し、英語での保険証明書をメールで送ってもらうことに成功。
基本的に旅行はノープランで行くのが僕のスタイルなのですが、今回は滞在日数を決める必要があります。

うーん、迷いました。

以前ヨーロッパを1ヶ月ほど旅行した時は、1都市2、3日。2、3都市廻って次の国に行っていたので、今回もそのくらいで足りるだろうと思い、7日でメキシコシティへ抜けるチケットを購入。

これが結果的には良かったというか、なんというか。。。

ビザについては色々ネットでチェックすると、空港で買えるらしい。
まあ、なんとかなるだろうと思い、直接空港へ。

僕が行った2017年2月時点では空港に専用のカウンターがあり、その場で取得が可能でした。
手順としては、用紙の記入、と言っても、単純に渡航理由にチェック。ただし、観光の欄が存在していないのです!!恐るべしキューバ。。。
観光なんだけど、、と言うと、とりあえず適当にチェックしろとのこと。
面倒を避けるため、友達に会いに行くなどの何か聞かれたら困ると感じた内容は無視し、
勉強、仕事のリサーチに僕はチェックを入れました。
そして、ビザ用のお金を支払い、無事に機内へ。

NYからハバナへの直行で意外とすぐにハバナへ到着。
(大統領がトランプに変わって、国交政策も変わってきているため、今もアメリカから直行があるのか、もうないのかは調べてみてください)

よし、荷物をピックアップし、早速入国審査へ。

ん?

んん?

んんんんんんん!!???

これは、、、空港職員が、、全員網タイツにミニスカ、、、だと、、、!??(写真はググってご自身でお調べください)

これが社会主義国か。。。くそ、、ニヤニヤが止まらない。。まだ入国していないのに、、まずいぞ、、と網タイツばかり見ていると、イミグレが自分の番に。

なんとかニヤケ顔を抑えることに成功し、すんなり入国終了。
あれ?保険はいいの?チケットも?
人によって違うのか、僕の時は何も聞かれませんでした。

まあ何はともあれ無事に到着です。


メキシコ1 メキシコシティ

こんにちは。 キューバを後にし、僕が向かったのはメキシコシティ。 ここからは出国の日にちは気にせずに、のんびりと歩き回れる。 キューバからの直行便でメキシコシティに着いたのは午後7時頃。ささっと入国審査を済ませ、まずはATMを探し、メキシコペソを引き出す。キューバでは...